6月2日(土)

NPO子どもネットワークセンター天気村

2012年06月05日 11:49

梅雨の季節に入り、じめじめ感が漂うこの時期に、、なんだか「せっけん」が恋しくなって、心も、体も、日本も、、洗たくしたく候!、、と製造を始めて35年!という、マルダイ石鹸工場へお話を聞きに行きました。

工場長の中井さんのお話に、食い入る子どもたち。
釜たき中の油にカセイソーダ液を入れた時の反応がおもしろいそうです。
一度は、捨てられようとした廃油が、自然を大切にする人たちに集められ、この工場にやってきた。「もう一度自分と一緒に世の中の役に立ってから自然にもどしてやる!」と、生意気な考えを押し付け折り合いをつけていくのだそうです。
でも、折れ合いがつくやつ、つかないやつ、、がいるそうで、、、人間社会と一緒です。  おもしろい、、。

高温焚込法という製造法で作ります。大きいー釜にびっくり!


お役にたった後は、自然界の邪魔にならないように泡となって消えていきましょうぞ!


琵琶湖博物館の芳賀学芸員にお話を聞きました。
洗浄の話になると、いろいろなやり方が世界中にあるから、そんなことを調べるのも面白いね。
洗う!というのは、簡単にいうと「汚れ」を繊維から水中に引き離すことと、この離れた汚れが再び繊維につかないようにする働きのことだよ。、、、みんなは、、ふむふむ、、と聞いていましたよ、、。
石鹸の優位性
高温で効果を発揮。  
衣料を風合いよく仕上げてくれるから柔軟剤はいりません。
石鹸はタンパク質と結合する力が弱いため手が荒れません。
蛍光増白剤が入っていないから安全です。
昔は、ネズミもかじってた。今日は、工場長さんと一緒にかじりました!  あわあわ、、

いつか、日本を洗濯いたしたく候!!!  がんばれこんぺいとう魂!!


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